ソース:ナショナルジオグラフィック(April 25, 2013) 
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130425003 
画像:ドイツ、ブライスガウ出身者で編成された部隊。1920年代に撮影 
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1: ケンシロウとユリア百式φ ★ 2013/04/28(日) 08:05:44.29 ID:???
現代ヨーロッパの遺伝学的な歴史が初めて詳述された。
最新の研究によれば、民族としてのヨーロッパ人は予想以上に歴史が浅いかもしれないという。

古代の骨から採取したDNAを調べた結果、現代ヨーロッパ人の遺伝子構造は6500年前、新石器時代の中期にあたる紀元前4500年頃に定着したことがわかった。
約7500年前にやって来た最初の農耕民や、さらに古い時代の狩猟採集民がもたらしたものではなかった。

研究を実施したアデレード大学オーストラリア古代DNAセンター(Australian Centre for Ancient DNA)の所長アラン・クーパー(Alan Cooper)氏は、「原因は不明だが当時、住んでいた人たちの遺伝的な特性が消失したらしい」と説明する。

この意外な調査結果は新しい研究の一部で、現代ヨーロッパの遺伝的な歴史を初めて詳述している。

共同研究者で、ナショナル ジオグラフィック協会のジェノグラフィック・プロジェクトを率いる遺伝学者スペンサー・ウェルズ(Spencer Wells)氏は、「比較的新しい時代の民族移動が、中欧の人々に遺伝学的に重大な影響を及ぼしたようだ」と話す。

>>2以降に続きます)[1/3]



関連リンク:naturecommunicationsに掲載された論文要旨
「Neolithic mitochondrial haplogroup H genomes and the genetic origins of Europeans」(英文)
http://www.nature.com/ncomms/journal/v4/n4/full/ncomms2656.html

2: ケンシロウとユリア百式φ ★ 2013/04/28(日) 08:06:02.39 ID:???
>>1の続きです)

◆遺伝的な特性
クーパー氏の研究チームは、ドイツ中央部で発掘された遺骨39体の歯や骨を研究対象に選んだ。
時代はおよそ7500年前から2500年前と推定されている。遺骨から、母親のみから受け継がれる遺伝情報、ミトコンドリアDNAを抽出。

次に、ミトコンドリアDNAの変異がよく似た1つのグループに焦点を当てた。
現代ヨーロッパ人の最大45%が受け継ぐ遺伝的集団、ハプログループHだ。
生物の遺伝的な構成(DNA配列)をハプロタイプと呼び、グループ分けした集団をハプログループと称す。
親から子に引き継がれるハプロタイプを調査すれば、人類集団の比較調査が可能になる。

ハプログループHの変異は、何千年も前からヨーロッパ人の遺伝子構造に存在した可能性が過去の研究によって示されている。

この集団がヨーロッパで優勢になった経緯はわかっていない。
最後の氷河期が終了した約1万2000年前から人口が急増し、ヨーロッパ大陸に広がったのではないかという説もある。

しかし、クーパー氏らによる最新のデータは、現代ヨーロッパの遺伝的な基盤について異なる姿を描き出している。
1度や2度の移動ではなく、複数の集団が異なる方向からさまざまなタイミングで波のように押し寄せ、ヨーロッパの人種構成は数度にわたって一変したというのだ。

最初の現生人類は3万5000~4万年前、アフリカからヨーロッパにやって来た。
3万年前ごろまでにはヨーロッパ全域に広がり、一方、近縁種のネアンデルタール人は消失。
これら狩猟採集民のDNAが、ハプログループHだった可能性は低い。

約7500年前の新石器時代前期、今度は中東からヨーロッパに次の波が押し寄せた。
作物の栽培方法とともに、ハプログループHの変異型が持ち込まれた。

考古学者たちは、中欧にやって来た最初の農耕民が形成した文化を線形陶器文化(LBK)と呼んでいる。
線形の装飾を施した陶器が多く見つかっているためだ。

遺伝的な証拠によって、LBKの農耕民と彼ら固有のハプログループHの到来が、ハプログループUの激減と一致することが示されている。当時、ヨーロッパの狩猟採集民の間では、ハプログループUが優勢だった。

>>3以降に続きます)[2/3]

3: ケンシロウとユリア百式φ ★ 2013/04/28(日) 08:06:16.44 ID:???
>>2の続きです)

◆農耕民の到来

今回の発見は、専門家の間で長年続く論争を解決に導くと、ウェルズ氏は話す。
同氏はナショナル ジオグラフィック協会付き探検家でもある。

「ヨーロッパの考古学的な記録には遺伝子変化を伴う。つまり、人とそのDNAの移動に伴って、文化の変化が起きたのだ」。

LBKグループとその子孫は繁栄を極め、瞬く間にヨーロッパ全域に広がった。
「ヨーロッパを席巻した最初の文化と言ってもよいだろう」とクーパー氏は話す。

この大躍進を考えると、彼らが多くの現代ヨーロッパ人の重要な遺伝的祖先と考えるのが自然だ。

ところが研究チームの遺伝子解析結果は、常識を覆すような事実を示している。
約6500年前の新石器時代中期、LBKの文化が衰退。そして突然、このグループ固有のハプログループH変異型が希少な存在となり、同グループの異なる変異型を持つ人々に取って代わられてしまうのだ。

今回の研究結果は、オンライン科学誌「Nature Communications」に4月23日付けで発表されている。

【おわり】[3/3]

5: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 08:12:45.62 ID:QWIIUMtZ
白人の本能は基本的にアメリカ入植の時に垣間見えたからね。
先住民族がいなくなっても不思議じゃないよ。

8: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 08:13:12.26 ID:wxifcsof
6500年って、聖書と辻褄があって、よかったじゃねーか。
プチ氷河期でも来たのかな。

26: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 09:24:59.64 ID:X+LaSMMr
>>8
聖書って、ほとんどアジア(中東)が舞台じゃない?

出エジプトのアフリカはともかく、
ヨーロッパは出てきても
だいたいはギリシャやローマあたりだろうし。

9: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 08:16:05.65 ID:GPLRV7eO
謙虚で真摯に歴史を受けとめるよな
どっかの民族とは違って

10: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 08:19:00.00 ID:eb+670TO
「民族大移動、皆殺しで入れ替わり」の伝統はこのころからしっかり守られているんだな

31: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 09:46:48.27 ID:C6cPLVkM
>>10
>「民族大移動、皆殺しで入れ替わり」の伝統はこのころからしっかり守られているんだな

白人の入れ替わりの対象

ローマ人にとって金髪碧眼(へきがん)は蛮族の象徴のように書かれた。
ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E7%A8%AE%E5%B7%AE%E5%A5
遺跡から発掘される陶器に描かれた古代ギリシャ人は黒い縮れ毛に黒い瞳、それに褐色の肌
d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040618
Racial Type of the Ancient Hellenes, by Dienekes Pontikos
web.archive.org/web/20021009103643/www.geocities.com/dienekesp/hellenes.html

12: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 08:20:48.32 ID:JvQfvnBT
白人種は、黒人の白子が発祥…

日本人の皮膚科の医者が書いてたな
いろいろ批判されてたけど真実なんでは??

22: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 09:10:46.26 ID:ARwwqIHj
>>12
それが真実じゃねーの?現在でもアルビノのアフリカ人は狩られて薬なんかにされてるし。
迫害されたアルビノ達がヨーロッパに逃げたと考えるのが普通でしょ。

13: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 08:24:30.06 ID:tq/9RPQu
ヨーロッパ人がブリテン島に渡ったときすでにデカイ石が積んであったくらいだからな
なにそれモアーイって話

14: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 08:25:01.25 ID:jIIxkYFx
すべての人類は同じ起源なんだから問題ない
むしろ新しいほど優秀?

15: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 08:26:29.15 ID:il6OF2uA
これはすごいな。
6500年前って、相当最近だぞ。
ギザのピラミッドが作られたときから数えて、わずか2000年前。

16: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 08:26:31.99 ID:tq/9RPQu
たぶん絶滅したのは巨人族だよ
だって何もかもスケールがでかいし

18: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 08:29:22.23 ID:qeTcXKgI
7500年前に拡大したハプログループHを6500年前に拡大した
別のハプログループHが上書きしたって話で、原因は明示して
ないんだよね
常識的にはLBKの内部発展に思える

20: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 09:00:06.33 ID:6hjfEU46
農耕始まりが1万年前だとすると
4千年かけてヨーロッパにインドヨーロッパ語族が浸透
したですね

23: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 09:16:44.81 ID:+ak71/G4
現ヨーロッパ人の最初の植民地がまさにヨーロッパそのものだったのか。
最初の入植者の系統が混血しながら大半まだ残ってる日本なんかとはずいぶん違うもんだな。

24: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 09:19:30.12 ID:JvQfvnBT
ヒトラー以降、人種のことはすさまじいタブーになってるんだよな
白人の自業自得なんだが、その微妙なタブーをわかってなくて白人に利用される日本人研究者が多いんだよ

29: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 09:45:11.90 ID:pBiaGdBw
こんな事今頃発表する意味が無い。現白人種は氷河と接する中央アジアで
遺伝子変化がおきた人種。昔から考古学発掘で知られている。白人をCaucasoid
お言うラテン語は中央アジアの平原が山にぶつかる地帯で見られたから、ついた
名前。ということは中東地中海は白人以外の場所だった。聖書もそれを証明
してる。Abrahamがめっとた女は白い肌をしてると書かれている。つまりユダヤ
人は黒人だった。白人が現れる前に中央アジアを抜けて日本列島にたどり着いた
のが、、縄文人=アイヌ系ですよ。

30: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 09:45:51.18 ID:yiZCDI8j
ヨーロッパの壁画は白人じゃなくてネアンデルタール人が残したってことか

32: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 09:51:45.88 ID:GCljkBRu
ん・・狩猟民族じゃなかったわけ?
よく日本人の特性を語るときに、日本人は農耕民族で、欧米白人は狩猟民族だから・・とかいうけれど。

あほらしーじゃん。

34: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 09:54:58.42 ID:qAV5TgpM
>>32
狩猟民族論なんてのは戦後の一時期までがやっとのとっくに滅んだ類型論だが。

33: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 09:52:12.01 ID:pBiaGdBw
2chでよく書き込まれる古モンゴロイド新モンゴロイド云々の書き込みは
無学にも程がある。縄文人はモンゴル系となにも関係なし。アメリカ先住民
もモンゴル系となにも関係ない。

35: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 09:57:34.37 ID:qAV5TgpM
>>33
東北アジアと北西アメリカは(他の大陸のヒトと比べれば)親戚筋みたいなもんだが

36: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 10:00:32.58 ID:I8EWabJP
白人をアルビノと解釈してるバカ
人類がアフリカ起源なら黒人から始まると考えるアホ

アフリカを起源として、その後人類が広範囲に広がり、住む環境によって白人と黒人へ枝分かれした エジプト文明が栄えた頃とその場所は、大陸の位置、地球の自転軸、緯度も今と違って、砂漠はなく そこは草原が広がり水源も多く、たくさんの動物、植物が生い茂ってた

37: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 10:02:24.32 ID:fMH58ChM
基層民(被支配者)の文化
プレ印欧語族→漏斗状ビーカー文化(BC4100-BC2800、ドイツやポーランド)
Y染色体ハプロタイプR1b
en.wikipedia.org/wiki/Funnelbeaker_culture

高貴な民(支配者)の文化
印欧語族(アーリア人)→球状アンフォラ文化(BC3400-BC2800、ポーランドを中心にドイツや西部ウクライナなど)
Y染色体ハプロタイプR1a
ja.wikipedia.org/wiki/%E7%83%E7%8A%B6%E3%A2%E3%B3%E3%95%E3%A9%E3%A9%E6%87%E5%8C%96

ここからわかること:
西欧では貴族層が閉鎖的で男子が庶民たる基層民と混交せず→結果としてR1bが大多数
中欧東欧では貴族層が開放的で男子が庶民たる基層民の女と階級に拘らず混交→結果としてR1aの割合が多い

38: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 10:04:18.26 ID:fMH58ChM
>>37で書いたような、なんてことない事実が次々と裏付けられてきているだけのこと

なにも驚くに値しない

39: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 10:04:41.37 ID:pBiaGdBw
氷河が終わって、、中央アジアで生まれた白人種R系統は先ず北へ、、次に
西へ、、Caucasus山脈こえて地中海世界になぐりこんだ、、ここでアマゾン
とかスキタイと言う単語がラテンに入り変わっていく。つまりその時点で
ラテン語に印欧族の言葉が入った。もともと全く別の人種言語圏だった。
さらに白人種は南下してインドを征服、黒人種を南に追いやり、、カースト
制度を作る。北に移った連中は野蛮人のままで自分らの混血民族ローマと
出会うまで文明知らなかった。

40: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 10:07:37.32 ID:fMH58ChM
>>39
全然間違い。

イタリア人はドイツから来た。
イタリチと呼ばれる人々が基層。
ポーランドから来たウェネティと近い。
彼らの基層となる文化はウーニェチツェ文化。

43: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 10:23:08.66 ID:qAV5TgpM
>>40
妄想説垂れ流しの人だから放っておくしかないんじゃないの
>>39の言語の説明は何言ってるか分からないレベルというか
印欧語族の研究史をまったく踏まえていないようにしか見えない
ラテン語派とゲルマン語派とケルト語派の関係も踏まえていないし。

46: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 10:29:05.50 ID:fMH58ChM
>>43
最近明らかになったがゲルマン語派は前7世紀ごろから独自発展し始めた非常に新しい語派
その前のプロト・ゲルマン語はプロト・スラヴ語派と全く同じものだった

このグループの東部分(カルパチア山脈の北や東)がスキタイなどとの交流でサテム化しスラヴ語派、イリュリア語派、バルト語派に
西部分(カルパチア山脈の南や西)はそういう交流が薄かったのでサテム化せずケントゥム語のまま後にゲルマン語派に

41: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 10:11:44.86 ID:fMH58ChM
イタリチの外見的基層のルーツはドイツ南部アルプス山系あたりのLBK(Linear Pottery Culture:線形陶器文化)
後にウーニェチツェ文化でほぼ統一されてから南下してイタリアに住み着く

42: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 10:16:20.76 ID:pBiaGdBw
ユダヤ人の欺瞞は聖書をその通り訳さない。
Saraは肌の白い女でAbrahamが惚れたと書いてある。それを最初から白人だった
と訳しているのが現ユダヤ教。大体BC3000年当時の考古遺物は中東は皆
黒人じゃん。

45: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 10:24:42.88 ID:I8EWabJP
>>大体BC3000年当時の考古遺物は中東は皆 黒人じゃん。
さすが、現代の嘘八百考古学に騙されていませんね
ピラミッドを建てたのも、スフィンクスの顔の造形もまさに黒人そのもの

47: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 10:34:28.64 ID:I8EWabJP
白人の偽湯田屋は中東に石油が眠っていることを知ってから
出エジプト~約束された地、の話を創作した

48: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 11:09:58.73 ID:jBuzAaEy
白人は日焼け出来ないから北に移動したんだろ

49: 名無しのひみつ 2013/04/28(日) 11:25:46.04 ID:I8EWabJP
>>白人は日焼け出来ないから北に移動したんだろ
太陽傾斜の低い地域で、効率的に日光を吸収するために発達した肌




元スレhttp://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1367104625/