“マニラからメキシコに向かう当時の航路”という地図は 
no title
1: やるっきゃ騎士φ ★ 2013/05/13(月) 15:07:12.06 ID:???
安土桃山時代末の1597年、日本人が「奴隷」としてメキシコに渡っていたことがわかった。

ポルトガル人で同国立エヴォラ大特別研究員ルシオ・デ・ソウザさん(大航海時代史)と、東大史料編纂(へんさん)所の岡美穂子助教(日欧交渉史)がメキシコ国立文書館に残る異端審問記録で確認した。
「日本人奴隷」の実態を示す貴重な資料であり、日本人の太平洋渡航を詳細に記した最初の資料としても注目される。研究成果は近く海外で出版される予定。

審問記録には、日本名の記載はないが、名前の後ろに「ハポン(日本)」と明記された、「日本生まれ」の人物の名があった。「ガスパール・フェルナンデス」「ミゲル」「ベントゥーラ」の3人で、いずれも男性とみられる。

ガスパールは豊後(大分県)生まれ。
8歳だった1585年、長崎で日本人商人からポルトガル商人のペレスに、奴隷として3年契約7ペソで売られた。その後の詳細は不明だが、引き続きペレスのもとで、料理などの家事労働をしていたとみられる。当時のスペインで、高級オリーブオイル1本が8ペソだった。

ベントゥーラは来歴不明だが、ミゲルは94年、ポルトガル奴隷商人がスペイン領マニラで、ペレスに売った。
ペレスはマニラ在住時の96年、隠れユダヤ教徒として当局に逮捕され、有罪判決を受けた。
次の異端審問のため一家は97年12月、マニラから太平洋航路でスペイン領メキシコ・アカプルコに移送された。その審問記録に、ペレスの「奴隷」として3人の名があった。

ガスパールは審問で、食事内容をはじめとするペレス家の信仰の様子などを証言。
その後の99年、ベントゥーラと共に、自分たちは奴隷ではないと当局に訴え、1604年に解放された。

ソースは
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20130513-OYT1T00675.htm?from=top


2: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:11:59.75 ID:fON+cMLo
宣教師が奴隷貿易の手先になってて秀吉に粛清された経緯がある

3: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:13:34.80 ID:VLWaJ1h5
なぜか教科書にはキリシタン弾圧~しか書いてないよね

4: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:13:46.81 ID:8ZVK+3SC
日本では話が抹消されてるけど
黒人と日本人は奴隷として有名だったからな
南蛮貿易では硝石1タルと女30人を奴隷として取り替えてたりしてた
大友宗麟とか天草四郎とかは奴隷として女を渡して武器を手に入れてたんだわ

5: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:14:22.37 ID:T3wQitL7
キリスト教の宣教師たちが、日本人女性たちを奴隷として海外に売り飛ばす手引きをしていたんだよな。
まさに、性奴隷だ。

6: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:14:30.36 ID:DlFuenLb
キリシタン大名が鉄砲と引き換えに日本人女性を多数売り渡した。

7: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:16:42.95 ID:7GkL9+Y7
酷い話だよな
いきなりキリシタン弾圧とか出てくるけど
さっぱり理由が書いてない
やられるにはやられるだけの理由があるわな

9: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:17:41.81 ID:AEdzJEUr
解放されたはいいけどその後どうやって生きたんだろ
証言したりした辺り一応言葉は問題なかったみたいだけど

10: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:17:47.68 ID:YJAYFlyF
キリシタンは犯罪者だったのか

13: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:21:18.33 ID:N1uD9Q83
>>10
神社や寺を破壊するだけでなく
キリシタンにならない日本人を奴隷にした。
だからキリシタン弾圧は正しい。
日本人の弾圧→踏み絵
白人の弾圧→奴隷にする。
ここテストにでます。

11: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:19:21.19 ID:2Ef5QJoG
他国侵略の先兵たる宣教師&キリスト教徒の危険性を察知した戦国時代の人間たち。
見事なまでの先見の明。

12: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:21:14.94 ID:UfkTQQQ5
> 8歳だった1585年、長崎で日本人商人からポルトガル商人のペレスに、奴隷として3年契約7ペソで売られた。
> 99年、ベントゥーラと共に、自分たちは奴隷ではないと当局に訴え、1604年に解放された。

年季奉公と奴隷の区別が(文化的な違いで)分かってないって感じ

14: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:22:51.51 ID:E4VT6dI0
反省と謝罪と補償はどこに求めればいいの?

17: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:25:39.36 ID:8ZVK+3SC
>>14
キリシタン大名有名な武将の子孫
大友宗麟、黒田官兵衛、蒲生氏郷、小西行長
ここらへんか?

78: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 17:21:19.95 ID:my2/W7CL
>>17
高山右近

15: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:24:20.19 ID:N1uD9Q83
日本人の閉鎖的態度は正しかった。
マヤ帝国やインカ帝国その他の先住民族は
白人キリスト教徒にホロコーストされた。

16: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:25:07.60 ID:0eYOIfdJ
昔から日本人は偉かったんだな、と思った。
きちんと相手を理解したからこそのキリシタン弾圧。
見抜いて対抗、でも貿易は必要だから絞ると。

19: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:27:15.98 ID:2Ef5QJoG
ジョン・ウェインとアメリカインディアンの図式だよな('A`)

21: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:30:33.32 ID:Wvd2EOGu
150年前19世紀中ごろまでアメリカじゃ奴隷がいたんだよな

24: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:35:13.21 ID:cwxo+O2s
>>21
イギリスも廃止の法律できたのがそのくらい

22: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:32:14.78 ID:GVd0tnHG
イエズス会とはロクでもないものだ

23: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:33:07.63 ID:cwxo+O2s
当時のキリスト教では、異教徒は奴隷にしてもよかった
そうやって、教会側はキリスト教徒を増やし、
領主側は、異教徒を奴隷にして働かせ、
両方ともうまく儲ける仕組みを確立してた

25: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:35:39.20 ID:UfkTQQQ5
イスラム教も異教徒しか奴隷にしてはならないという規定があって
わざわざ遠征してマムルーク狩りしてたくらいだから
宗教ってのはそういうもんなのかね

27: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:38:34.58 ID:0eYOIfdJ
宗教ってのは、と表現するなアホ>>25
奴隷なんざ古代からあるわい。
定住、農耕、蓄財、、これから奴隷を使うようになったんだよ。

29: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:42:59.18 ID:cwxo+O2s
>>25
イスラムはもっと実利的な始まり方をしてて、
マホメットは、イスラム教徒になるか、金を払うか、
さもなければ敵対っていう感じであのあたりを安定化させたので

26: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:36:41.87 ID:uFAEOOE/
日本人並びに日本の為政者は人種が何であろうと人を奴隷とする事を
毛嫌いしていたので、普通の日本人であれば売買する訳が無い。

28: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:41:39.60 ID:Wvd2EOGu
信長に引き取られた墨を塗ってると思われて行水させられたって話の
黒人奴隷はその後どうなったんだろう?

32: パンツ ◆7vYOZotTDo 2013/05/13(月) 15:48:07.10 ID:Wf7hAOvr
安土桃山時代は、日本人が日本人を奴隷にしてた時代だろ
くだらねー

33: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:50:26.59 ID:cwxo+O2s
>>32
それを禁止したのが秀吉なのが、
タイミング的に面白いと思う

35: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:51:40.48 ID:2Ef5QJoG
>>32
気付いてないって幸せなことだなw

46: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:05:41.86 ID:fr8Vf8uZ
世界で初めて黒人奴隷解放をしたのは織田信長です。
モザンビーク人の黒人を解放してヤスケと言う名前を与えサムライにしました。

49: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:09:39.13 ID:MQg0Kcns
まあ奴隷は当たり前だった時代だしな
白人だって、中世なんかは中東やエルサレムなんかに売り飛ばされていたわけだし

52: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:15:42.09 ID:TAZRKYXH
当時の日本からメキシコって、今で言うと
地球から火星へ行って住むぐらいの気分なんかな?

54: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:19:12.61 ID:cwxo+O2s
日本人は、説教にはあまり釣られなかったけど、
菓子には釣られたwって話もあるね

キリシタン改宗は、堺の豪商などで意匠の流行なんかと同時にはじまったり、
細川ガラシャなんかの改宗を見たりすると、
エキゾチックな部分に夢を見るような流行として存在したんじゃないかと思う

56: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:25:56.90 ID:2Ef5QJoG
中学の社会科の教師は
「日本は鎖国によりその文明進化が200年は遅れた」と言い放った。

もし鎖国してなかったらオレたちゃ英語とかポルトガル語喋ってるんかい…。

57: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:32:11.75 ID:cwxo+O2s
>>56
だいたい、日本の200年前に文明開化してた国ってどこよ、だと思うがなあ
日本も植民地ばんばん作って奴隷に働かせて大もうけしたら良かった、
って意味で言ってるならともかく

68: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:53:30.65 ID:UfkTQQQ5
>>56
そりゃ共産党の弁証法的唯物史観に毒された教師じゃないかな
革命によりシモジモが力をつけるという世界観だから
昔に戻るほど暗黒時代として記述したがる傾向にある

家康自身は海外進出に積極的で三浦按針を雇って外交したり
朱印船で貿易してるので、その傾向が続けばどうだっただろう。

60: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:39:54.20 ID:cwxo+O2s
清貧すぎて当時の教皇から嫌われてたフランシスコ修道会とかだと、
そうでもないよ
一般人から見ると清貧っぷりがマジキチ気味だけど

今度のローマ教皇もそういう感じだからあの名前になったのかねえ

61: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:41:03.98 ID:5F2JHuJX
キリシタン大名以外にも上杉謙信のように、奴隷狩り目的で戦争をしていたのもいて、
直江津は奴隷交易で大きくなった町。海外に輸出された奴隷は、琉球王国に送られて、
中国人で構成された倭寇が狩ってきた中国人や朝鮮人と一緒に、那覇港でセリにかけられ、
世界各地に転売された。

62: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:42:42.20 ID:XfxPj2tx
解放されたってあるけど
その後はどうしたんだろうか

64: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:48:58.05 ID:9X5Frj+W
そもそも秀吉や家康がキリシタンを取り締まったのも
扇動して争いを起こさせてたのがバレたのが原因だし
実際、渡来人が欧州に宛てた手紙に、日本は軍事力が高く植民地化するのは無理なので 地方大名などを扇動して同士討ちさせるって書いてあるしね

65: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:50:13.93 ID:nEOtLdhP
元々秀吉なんか信長の影響で西洋の文化が好きでキリスト教も認めていたのに、
急にアンチキリスト教になったのはこういう理由があったのか。

66: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:50:59.51 ID:Bt+7zSQn
日本に来てる性奴隷にそんな事しててはいけないと説教してみたらどうだろう?
そこの在日くん、どうかな

67: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:51:31.24 ID:eRPZ8rbv
キリシタンや韓国カルトの犯罪史はちゃんと義務教育で教える必要がある

69: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:54:18.23 ID:cwxo+O2s
その後、キリシタン弾圧後の鎖国の日本に向かおうとした宣教師が後を絶たなくて、
教皇庁で止めても殉教熱みたいなのが流行してたらしいんで、
キリスト教も現世の利害以上の物で行動する人も多かったって事なんだけども、
まあ宗教的情熱ってのも外から見たら狂気だよなあ
ヒーロー幻想みたいな未熟な誰もが通る道ってだけな気もするけども

70: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:56:11.38 ID:juNccfV6
なんか、それぞれ誤解があるんじゃねーの?

日本人側の商人、子供・・・丁稚奉公みたいなものと認識

ポルトガル人・・・奴隷と認識

実際、どんな生活だったんだろうな

71: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:56:19.36 ID:nEOtLdhP
秀吉がいなかったら日本も南米のように母国語がスペインやポルトガル語になっていたんだろうな。

74: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 17:04:30.75 ID:9X5Frj+W
>>71
それはないんだな
なんせ当時の日本の軍事力は全世界の銃器総数の半分を占めるくらいの強さだったから

76: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 17:18:40.79 ID:5HIOd+od
白人からみたら二次大戦前まで黄色人種は家畜くらいの認識で間違いない

80: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 17:43:33.77 ID:UfkTQQQ5
>>71 >>76
産業革命以前はオスマン朝・サファヴィー朝・ムガル帝国・明清・江戸幕府は
ヨーロッパより格上って感じの認識だった

82: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 17:53:33.34 ID:cwxo+O2s
>>80
実際、途中まではヨーロッパ以外の文明、大都市の方が文明的だったと思う
大航海時代の頃からヨーロッパが調子に乗るけどさ

94: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 19:39:39.14 ID:UfkTQQQ5
>>82
大航海時代でもまだヨーロッパはアジアに対して格下を自任してる
中国なんざ19世紀まで「眠れる獅子」=本当はライオンのようなすごい国だ
って扱い受けてたわけで

75: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 17:12:57.97 ID:QniQUrUg
日本はそれに関して銅像建てまくったり、賠償金請求とかしないからだいじょぶよ~。

77: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 17:20:17.06 ID:SaqzjbJs
「絵踏」が正しいのでは?
「踏み絵」はその「踏ませる絵」の事だから

79: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 17:25:59.05 ID:cwxo+O2s
>>77
最近は教科書もそういう訂正になったらしいね

83: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 18:00:04.58 ID:UILK1AkS
この歴史は抹殺されているので今後も表に出ることはないのかな。

84: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 18:00:05.33 ID:N6UGgEWp
スペインにいるハポン姓の人々も奴隷の末裔なん?

85: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 18:03:21.87 ID:cwxo+O2s
>>84
あれは、伊達政宗が派遣した支倉常長の遣欧使節団の関係者の子孫だという話
直接欧州と交易しようとしてあれこれしたけど、
当時スペインの植民地だったスペインと輸出物が被るので、
そこで儲けてる連中の反対にあい、結局通商条約を結ぶ事には失敗して終った

87: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 18:22:25.49 ID:cwxo+O2s
>>85
あミスった
>当時スペインの植民地だったスペインと輸出物が被るので、

当時スペインの植民地だったフィリピンと

88: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 18:24:38.88 ID:tgiZfX5P
まぁ当然あっただろうねぇ


外交目当てで当時の日本に来る外国人とかいないし

89: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 18:24:47.36 ID:XbU4uOv3
旧約聖書の申命記に書かれている神が命じたことが 聖絶=皆殺し 

約束の地に入ったなら、先住民を断ち滅ぼし、聖絶せよ。
彼らの偶像も打ち壊し、火で焼け。

あなたの神、主が相続地として与えようとしておられる
国々の民の町では、息のあるものをひとりも生かしておいてはならない。

あなたの神、主が命じられたとおり、必ず聖絶しなければならない。

女、子ども、家畜、また町の中にあるすべてのもの、そのすべての略奪物を、戦利品として取ってよい。
あなたの神、主があなたに与えられた敵からの略奪物を、あなたは利用することができる。

この教えに従って、インカやアステカ帝国を滅ぼし、日本で神社仏閣を焼き、僧侶を虐殺した。
聖書を教える宣教師は司令官で、武器商人・奴隷商人でもあった。

90: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 18:57:07.23 ID:uqqdrmNo
ちょうど大航海時代の頃って日本が武装しまくってたのと
他国と違って発展してたのが良かったのか

91: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 18:58:37.31 ID:604Hgc4N
信長の黒人家臣 弥助ってもう新しい資料は出てこないのかなあ
墓とか、子孫とかどうなったんだろ

92: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 19:25:33.90 ID:NxQxaF65
結局は白人の奴隷制度と植民地支配がずっと尾を引きずってんだよ

38: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:57:07.63 ID:CXk6+Cu/
 ◆戦国時代の謎

 「1543年に日本に鉄砲(種子島)が伝来する。
 強力な兵器である鉄砲はあっという間に国産化され、全国に普及し、
 それを最も大規模かつ巧みに戦術に取り入れた織田・豊臣勢がやがて天下を取る事となる」

 これは誰もが知っている日本史上の有名な出来事であろう。
 しかしそれは事実の一端を語っているに過ぎない。
 ここにはひとつ見逃されている重大な件がひとつある。
 火薬である。
 鉄砲ばかりがクローズアップされているが、その実鉄砲は火薬がなければ用をなさない。
 その火薬はどうやって調達していたのかの視点が欠落しているのである。

 日本が鉄砲をすぐに真似して国産化したことをもって、「日本の技術力は優秀だった!」
 「アジアで最も技術に優れた国だった」などと歴史小説家の司馬遼太郎などは言うが、
 肝心の火薬問題についてはまったく触れていない。

 なぜなら、もし触れてしまったが最後大変なことになるからである。
 白人の犯罪を暴かなくてはならなくなるから、司馬は避けたのであろう。

 司馬という男は「戦国時代、日本は金が銀よりも安く、
 そのため西洋人は銀を輸出して日本から金を買っていた」だの、
 「竜馬が薩長同盟を成し遂げた」だの、
 「日露戦争は近代において有色人種が白人に勝った最初の戦争であり、
 アジアにおける快挙であった」だのと、
 次から次へと息をするようにもっともらしく嘘を書きたてる捏造作家である。

39: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:58:26.81 ID:CXk6+Cu/
 彼は元々は産経新聞の記者であったが、後に歴史作家となり、
 その後開口健らと並ぶ「サントリー文化人」となった。

 「サントリー文化人」とはロックフェラー財団との提携のもと、
 巧みな宣伝広告戦略をもって日本国内で大きな影響力を持つに
 至ったサントリー財団が養い育てた、日本的文化人・知識人集団の代表的人物である。

 そのため司馬は潤沢な資金と各種史料の閲覧機会を、
 同時代の歴史小説家や歴史学者の誰よりも豊富に与えられていた。
 極端に言ってしまえば組織的なバックアップのもと、
 西洋資本の意に沿う通りの「歴史研究」を執筆する役目を負っていたのである。

 彼は日本史におけるオピニオンリーダー的存在となり、その著作物は各種メディアで持ち上げられ、
 映画化やドラマ化、ドキュメンタリー化などがなされ、
 全国の視聴者はそれを通して昔の日本の姿を「学習」した。
 更にはその設定を用いた二次三次の著作物が雨後の筍のように出現していった。
 いわば彼は大衆にとっては歴史学者よりよほど影響力の強い人物だったと言える。

 しかし司馬の実態はアメリカの工作員であって、歴史の節々で外国勢力の暗躍を隠し、
 読者の目を問題の本質から逸らしたり、
 ある特定の結論に至るよう恣意的に歪めた研究を記述してきた事がわかってきている。

 ここでは司馬という男の正体についての詳述は避けるが、彼があえて書かなかった
 火薬の調達経路を調べる事により、これまであまり知られなかった
 戦国時代の「真の姿」が見えてくるのである。

40: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 15:59:43.81 ID:CXk6+Cu/
 ◆宣教師の正体

 戦国時代にあって鉄砲の重要性は今更語るまでもない。
 自国がそれらを充実させれば敵国の侵略を撃退でき、
 備えられなければ敵国に敗れるのは必定であった。
 そのため戦国大名はどこも競って銃器と火薬を入手しようとしていた。
 しかし鉄砲の方は国内で生産できるのに対し、火薬の方はそうはいかなかった。

 当時火薬の原料は『硝石』(硝酸カリウムを主成分とする
 天然に産する硝酸塩の混合物)であったが、
 これは西洋が大量に所有しているのに対し、国内ではほとんど産出しない。

 そのため日本人は人間や家畜の排出物を微生物の作用で硝酸カリウム化したものを
 抽出する事で硝石を得ていたのだが、大量生産はできなかった。
 そのため大量に入手するためには南蛮貿易に頼るほか無かった。

 戦国時代とは、つまり内戦状態であるから、
 兵器・火薬を売る西洋人にとっては格好の販売舞台だった。
 A大名のところにいって、「隣りのB国が大量に銃器、火薬を備えましたよ」と囁けば、
 A大名は「ではウチにも売ってもらいたい」と乗りだしてくる。
 その後B大名に同じ事を囁けばそちらでも火薬を欲するようになる。

 インドなど世界各地で鉄砲という強力な武器を伝えし、その国の軍隊に鉄砲を大量生産させ、
 内戦を激化させ、それに乗じてて火薬を売りつけて益を得ていた西洋商人は、
 当然日本でも同じ事を行った。

42: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:01:07.79 ID:CXk6+Cu/
 西洋の商人の尖兵として大名に近づき、そういう販売を行ったのが耶蘇教の宣教師であった。
 ザビエルはそのために日本に来たと言っていい。
 鹿児島や大分にはザビエルの記念像がある。
 折しもザビエル渡来450周年記念行事が行われたが、それがとんでもない愚行である事に、
 現地の人はどれだけ気づいているものか。

 日本ではザビエルは、「スペインに生まれ、パリ大学に学び、学者として世に立とうとした教養人。
 キリスト教宣教師となり、東洋宣教を志した。
 マラッカで日本人ヤジロウと出会ったことにより、日本に強い関心を寄せ、ヤジロウの案内で日本の土を踏む。
 東洋の使徒として世界に広くその名を知られる歴史上の偉人」と言われてる。

 大ウソである。
 彼は国内で戦争を煽り立て、それに乗じて大金を稼ぐ「死の商人」でもあったのた。
 耶蘇教の伝教は同時に現地工作員の養成でもあった。

 ザビエルは大友や有馬といった九州の戦国大名を耶蘇教に「改宗」させた。
 「キリシタン大名」とは要するに、火薬欲しさに日本人の魂を売った連中の事である。
 ザビエルの説く耶蘇教に心を動かされて改宗したのだからいいいじゃないか、美談ではないか、
 むしろそれで貿易が盛んになったのだから誰も損をしていないのではないか──と一般の人々は思うだろう。
 ところが実態はそんな綺麗事とは大きくかけ離れているのである。

45: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:05:28.17 ID:4cvQD3zs
>>42
これって鬼塚って人の日本の一番醜い日とかからの引用?

よくしらんけど、当時の宣教師たちは日本と中国を戦わせるつもりだったって
wikiにも書いてあるね。

まあ今ちょっと似てるけどね。誰か裏で煽ってる感じあるよね。

50: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:09:39.49 ID:cwxo+O2s
>>45
イエズス会の創始者達の主要メンバーは、
ヨーロッパの大国の政治争いで国を失った小国出身の、
軍人や領主貴族の出なので、
権謀術数に長けた所があったんだよね
だからイエズス会は、
自分たちが勢力を伸ばせる場所を増やすためならわりと何でもした

43: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:02:23.35 ID:CXk6+Cu/
 ◆西洋貿易の実態

 海外との貿易において、戦国大名たちが火薬を手にいれるには、「何か」と交換しなければならない。
 では当時の日本に、何か西洋人が喜んで交換したがるような物品はあったろうか。

 金? 銀? そんなもの潤沢にあるわけないし、産出国は限られていた。
 工業品だってない。戦国の世の中、落ち着いて産業を興しているヒマはない。
 米を売るか? そんなもの西洋人は欲しがらないし、
 戦乱に明け暮れている日本では生産力が落ちているため売るほどはない。
 今のように日本刀や鎧が非常に価値のある骨董品・美術品として見られていたわけでもない。

 陶器? 漆器? そんなものの値段などたかが知れている。
 ではいったい戦国大名たちは「何」を売っていたのか?

 「人」である。奴隷を売ったのだ。
 西洋人が欲しがったのは、家畜の代わりにこき使うための子どもを含めた若い労働者、
 あるいは肉便器として使用するための若い娘たちであった。
 わずか火薬1樽と交換に、うら若い娘50人が奴隷として差し出された。
 火薬原料の硝石欲しさ、にである。

 秀吉の家来であった大村由己という人が『九州御動座記』にこう書いている。

 『宣教師から硝石樽を入手せんがため、大名、小名はいうに及ばず、豪族の徒輩までが、
  己の下婢や郎党はおろか、自分の妻まで南蛮船で運ばせた。
  それは獣のごとく縛って船内に押し込むゆえ、泣き叫び、喚くさま、あたかも地獄のごとし』

72: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 17:00:03.67 ID:Bt+7zSQn
>>43

なんか文章がゴシップ風で胡散臭くないか

63: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:48:33.31 ID:UfkTQQQ5
>>43
内戦の戦争捕虜を奴隷として輸出していてそれが一定規模の金額だったのは確かだが

> 今のように日本刀や鎧が非常に価値のある骨董品・美術品として見られていたわけでもない。
この部分間違い含みというか
室町幕府がやってた日明貿易の品目見れば扇子、刀剣、漆器や屏風も十分な値段で売れてる
あとバタヴィアやルソンの貿易記録を見る限りは日本酒や醤油が意外といい値段で売れてる
日本刀や扇子が結構な値段で取引されていたのは中国(宋や明)の文学的記録に結構出てくる

あと火薬原料(硝石、硫黄、木炭)の一つである硫黄は豊富に産出したので
日明貿易のころの主要な輸出品のひとつになっている。
もちろん硫黄を産出しない地域の大名はこれが出来なかったわけだが。

81: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 17:43:50.43 ID:4cvQD3zs
>>72
このソースは多分鬼塚英明の「日本の一番醜い日」だと思う。
確かに書きすぎている感があるが、
実際宣教師と共にやってきたポルトガル商人が奴隷貿易をやっていたのは本当。
この文章がどぎつ過ぎて、これを取り上げて「宣教師が奴隷貿易に関わってたなんて嘘だ」と
言っているブログなどもあるが、実際宣教師暗黙でポルトガル商人の日本人奴隷貿易は行われていた。
秀吉は5か条の詰問とか言うのを出して、そういうのを問い詰めた。
元々は秀吉はキリスト教歓迎していたんだよ。
秀吉が歴史ドラマなどで格好悪く描かれるのもここら辺関係してるかもね。

44: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:04:39.32 ID:CXk6+Cu/
 天正少年使節として大友や有馬の大名から、ヨーロッパに使節団が派遣されたが、
 彼ら少年が行く先々で見たものは、膨大な数の日本人奴隷であり、
 彼らが家畜のように鎖に繋がれて鞭打たれる無残な光景であった。

 『われらと同じ日本人女性が、どこへ行ってもたくさん目につく。
  また子まで首を鎖で繋がれ、われわれを見て哀れみを訴える眼差しは辛くてならぬ。
  肌の白い見目よき日本人の娘らが、秘所をまるだしにつながれ、もてあそばれていることや、
  奴隷らの国(アフリカやインド)にまで、日本の女が転売されていくのを、正視できるものではない』
 と少年使節団の一人は記述している。

 当時ヨーロッパ各地には数万人もの日本人奴隷がいたという。
 また彼らやそれが生んだ子供はインドやアフリカにも「商品」として転売された。
 天正使節の少年たちは、「白人は優れた文明を持ち
 われわれと同じ人間なのに、なぜこのようなひどいことをするのか」と憤っている。

 その元凶は、ザビエルなどの宣教師であり、
 彼らにすりよって領内の民を牛馬のごとく売り飛ばした大名たちである。
 これが「聖人」ザビエルや、「キリシタン大名」の実態である。

 あまたの英雄が大義をかけで戦場で戦っていた──と、
 メディア上でとかく美談視されがちな戦国期の戦いは、
 その実こうした膨大な数の娘、子どもの奴隷たちの犠牲によって行われていたのである。

47: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:06:32.27 ID:CXk6+Cu/
 また、「信長は鉄砲という最新兵器の有用性に着目し、これを大量に揃えて
 天下統一の目前まで迫った戦争の天才である」というよく聞く話があるが、これも間違いである。

 鉄砲を大量に揃えたのは信長が先見性をを持った天才だったからではない。
 彼に限らずどこの大名も鉄砲を欲しがっていたが、
 それを機能させるための火薬を潤沢に調達できなかった。
 自国で細々と生産するしかなかったが、大量の鉄砲の使用に耐えうる量ではなかった。

 対して信長は貿易都市の堺を押さえ西洋諸国との太いパイプを確保していたがゆえ
 潤沢な資金を有し西洋から大量に火薬を調達できた。
 それが他大名との明暗を分けたのである。
 (ちなみに長篠の戦いで見せた三段射法も、信長が考案したわけではなくそれ以前にあちこちで使われていた)

 「英雄」信長は西洋商人とズブズブの関係で、圧倒的な数の鉄砲と火薬を揃えていたが、
 逆に言えばそれだけ大量に西洋の商人に奴隷を売り、
 それと引き換えに大量に火薬や舶来品を調達していた可能性があるという事でもある。
 比叡山や石山寺を焼き討ちにしたり、敵国を滅ぼした後に、
 捕らえた兵やその家族などを奴隷として売り飛ばしていたのかもしれない。

 一般には「義」の武将と言われる上杉謙信も、奴隷売買で有名な人物で、
 侵略戦争をしかけるたびに敵国の一般人を部下に拐わせまくっていた。
 それを売り飛ばしすぎて奴隷の市場価格が暴落したほどだ。
 合理的かつ冷酷な信長が、外国人相手のいい売り物になる奴隷の売買をやらなかったはずもない。

48: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:07:56.08 ID:0eYOIfdJ
>>47
推論

73: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 17:04:30.16 ID:UfkTQQQ5
>>47
信長って鉄砲の大量使用という戦術の差で勝ったのは長篠くらいで
大半は鉄砲の差ではないところで勝ってるし
信長の特徴だった際立って高い行軍力に関しては南蛮貿易で買えるものではないが。

51: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:14:34.01 ID:CXk6+Cu/
 ◆切支丹の謎

 信長が黒人を買って家来にした話もあるが、奴隷解放などという高尚な大義を持っての事ではない。
 黒人が珍しかったのと、力持ちであったのと、奴隷としての主人への態度を西洋商人たちに
 骨の髄まで十分に仕込まれていたため、従順であったからである。
 信長は有能で従順か珍しい人材には貪欲に手を伸ばしていたが、一方で使えない部下を平気で切り捨てていた。
 何より彼自身が奴隷商人であった疑いが濃い。黒人を買ったのは決して人権のためではなかった。

 話は飛ぶが、私は昔からキリシタンというものが不思議でならなかった。
 田舎の百姓が、昔から神仏を拝んでいたであろうに、
 ある日突然耶蘇の宣教師の説法を聞いたとたんなぜ改宗するものか?
 それほど耶蘇の神様が魅力的だったのか?

 いってみれば昔の百姓はガチガチの保守である。
 それが「悔い改めよ」の一言で、コロッと「エスさま」や「デウスさま」を拝むようになるのか。

 しかし、耶蘇の宣教師なり、その手下なりがこう囁いたとしたらどうだろう。
 「耶蘇に改宗すれば、奴隷に売られることはない」と。
 百姓は娘や子どもが拐われている現状を知っていて、恐怖に震えていたはずである。
 「エスさま」さえ拝めば奴隷にならずに済むとあらば、挙って改宗するだろう。
 あるいは耶蘇に改宗することを条件に、連れて行かれた娘や子どもが
 酷い目に遭わずにすむと囁かれたらどうするだろう。

53: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:17:23.76 ID:CXk6+Cu/
 奴等ならやりかねない。
 なにしろ大航海時代以降世界各地を訪れた白人たちは、
 実際にアジア、アフリカ、北米、中米、南米、豪州、大洋州などで、
 そうやって原住民をありとあらゆる嘘をついて騙し、
 富を巻き上げ、無慈悲に皆殺しにしてきたのだ。

 日本だけは例外であり、親切かつ紳士然として振舞っていた
 などという保障はどこにもないのである。

 こう考えると、当時キリシタンに改宗した百姓が多かったのも、
 隠れてまで「エスさま」や「マリアさま」を拝んだ理由も納得がいく。
(むろん本心から改宗してこれを拝んだ者たちもいたのだろう)

 耶蘇信者が、奴隷として娘や子どもを「人質」に取られていた家族だったとしたら、
 彼らは日本を裏切り、密入国してくる白人宣教師や手下の支那人らに情報を提供したり、
 根拠地を提供したりしていただろう。
 だから幕府は日本史上空前の宗教弾圧を行った。
 隠れキリシタンを必死であぶりだし、島原の乱を徹底的に潰す必要があった。

 事実秀吉、家康は天下統一を果たし国内から戦場を無くしてしまうと、
 一転して今度は白人の侵略に対し正面切って戦うようになった。
 天下を取るまでは白人から火薬を輸入して利用してきたが、
 天下統一がなってしまえば今度は“敵”である。

55: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 16:22:08.26 ID:CXk6+Cu/
 秀吉は長崎でキリシタンを殺害した。
 この裏には「火薬狩り」の面があったのではあるまいか。
 つまり勝手に火薬密貿易をさせないための強硬措置だったのかもしれない。

 家康もキリシタンを「弾圧」した。
 家光の時代には恐らく背後に日本の傀儡化をもくろむ西洋列強たちが暗躍していたであろう
 1637-38年の島原の大乱を鎮圧し、徹底した弾圧を行った翌39年に
 ついに幕府は鎖国に及んで、この奴隷売買を完全に中止させたのである。

 キリシタンにとってはかわいそうな話だが、国家としてキリシタン弾圧は正しかった。
 踏み絵も正しかった。
 そもそも西欧諸国が世界征服を可能にしたのは、その軍事力によってである。
 特筆すべきは火力の圧倒的威力であった。
 銃器、大砲、そしてなにより火薬の独占がすべてであった。

 硝石は、チリに大量に産出した。
 はじめにポルトガル商船隊がそれを発見し、世界貿易ルートに乗せたのである。

 火薬は支那で発明され、西欧はそれを輸入していたが、
 大量生産できるチリ硝石を発見する事で世界制覇が可能になった。
 西欧諸国はこの硝石を使って北米を、南米を、インドを、中国を──
 その果てに日本を支配しようとしたのである。

 徳川幕府のキリシタン禁止と鎖国政策の本質は、この火薬輸入を捨てることにあった。
 天下統一を成し遂げたればこそ、火薬輸入を止めることができた。
 これで白人の侵略と奴隷貿易を阻止し得たのである。

 戦国の世がもっと長く続いていたのら、それこそ白人の思う壺であった。
 幕府としては奴隷貿易での国内労働力の減少を阻止するためもあっただろうが、
 庶民の喜びはいかばかりであったろう。
95: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 19:40:51.85 ID:CXk6+Cu/
 ◆日本史上空前の平和期はウンコによって支えられていた

 では、徳川幕府は輸入で得られなくなった火薬原料硝石をどうやって入手したのか。
 細々と続けた対支那貿易でも得られたはずであるが、よくわからない。
 国内で調達したのだろう。

 秩父や富山県五箇山などで硝石はわずかながら産出した。
 頻繁に鉄砲が使用された戦国時代が終わってしまえば、それほど大量の火薬は必要ではない。
 秩父の火祭りは、この余った硝石ではじまったと言われている。

 伊賀、甲賀の忍者は、薬の行商人に化けて全国に派遣され、各国の様子を探っていたというが、
 同時に密かに良質の硝石の発見に努めていたのかも知れない。
 それから徳川綱吉の時代の『生類哀れみの令』も重要である。

 幕府は過剰な動物愛護政策を打ち出した。
 民衆が失政、暗君だ眉をしかめる一方で、幕府はこの政策を隠れ蓑に、
 一箇所に大量に犬を集める事でその糞尿から硝石をとった。
 犬の飼育場があったのは中野であり、火薬工場があったのは新宿の現在高層ビルが立ち並ぶあたりである。
 その火薬生産が十分になったので、「両国の花火大会」が催されるようになったという。

 諸藩の大名には私貿易を禁じ、硝石の輸入をさせないでおく一方、
 幕府はそのようにして全国を軍事的に支配できるだけの火薬量を確保していた。
 両国の花火大会とは、諸大名を招いて宴会を催しつつ、幕府の圧倒的火力を誇示するのが狙いだった。
 綱吉時代の幕府が馬鹿だったと思い込むのは皮相しか捉えない者の間違いである。

96: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 19:44:12.25 ID:CXk6+Cu/
 ◆明治維新という名の西洋自治領化

 なお、西欧キリスト教組織の世界進出を裏で操っていたのはユダヤ金融資本である。
 キリスト教を信仰するヨーロッパ領主たちに大量の資金を融資していたのが彼らユダヤ人だった。
 キリスト教組織はカネの扱いをいわば不浄なものとし、その汚い仕事をユダヤ人にやらせた。
 奴隷貿易などの汚れた仕事もユダヤを使っていたと思われる。
 差別しつつ利用していたのだ。

 そのためユダヤは金融でのし上がることができたのであり、
 その世界支配の頂点に君臨し得たのがロートシルト(赤い楯)=ロスチャイルドであった。
 阿片戦争で有名な「東インド会社」は、
 ロンドンとオランダを根拠地とするロスチャイルドの会社であった。

 織豊期から徳川政権ができる頃は、
 ちょうどユダヤ勢力がオランダと英国にその拠点を確立した時期であった。
 徳川幕府が西洋列強の侵略を防ぐため鎖国したのはいいとして、
 幕府がオランダ一国にのみ門戸を開いて、
 そこだけから世界情勢を把握しようとしたことは大きな間違いであった。
 なぜならその時代、オランダこそユダヤ金融資本の一大拠点だったからだ。

 ユダヤ金融権力は、この日蘭貿易を通し、
 東インド会社を使って日本をコントロールしようとしていた。
 それを誰も気がつかなかった。当時も今も。
 そして長らく日本に目をつけ、絶えず情報を入手してきた彼らは、
 その支配体制が弱まった頃合を見て幕末期にエージェントを送り込んだ。

97: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 19:45:55.83 ID:CXk6+Cu/
 その一人が幕末に来日した、グラバー商会こと東インド会社日本支店長のグラバーである。
 彼は薩摩藩に多大な軍事的支援を行い、
 イギリスとの太いパイプを使って藩内で強い影響力を持つとともに
 亀山社中を設立し、薩長同盟を締結させ、これを使ってついには幕府を転覆させ、
 自らが育て上げたエージェント達を明治政府の重役に据えた。
 (ついでに三菱などの財閥創立にも関わった)

 つまり戦国時代に善意の商人を装って行おうとしていた国内大乱と国家転覆と
 本来信長がそれを行う筈だったが光秀によって阻止された西洋傀儡統一政権の樹立を、
 この時代すべて実現したのである。

 そうした背景をひた隠して西洋サイドの歴史小説家である司馬は
 彼らの手先として活躍した坂本龍馬を英雄のごとく祭り上げた。 
 実際のところ龍馬はグラバーの数ある使い走りの一人に過ぎず、
 薩長同盟にしても龍馬の手柄ではないのだが。
 
 こうして戦国期に日本侵略を目論むも、聡明な権力者たちによって
 あえなく撃退し尽くされてしまった西洋商人は、
 二百数十年の時を経て、憎き江戸幕府を転覆させ、
 新体制のもとで政財界の奥深くに入り込む事に成功したのである。(完)

98: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 19:50:52.65 ID:omgVlhSB
騙されて勝手に売られちゃったんだろうなw
訴訟をおこして、さらに勝訴したということが大事

99: 七つの海の名無しさん 2013/05/13(月) 19:59:38.02 ID:5WXXX7Po
家事労働とかの奴隷の方が、封建農奴よりは楽だったかもね

黒人奴隷でも家事労働をするのは白人に気に入られるハウス・ニガーだと言って農作業やってた奴隷は愚痴を言った


元スレhttp://anago.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1368425232/