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リオデジャネイロ五輪が閉幕した。開幕前はスタジアム建設の遅れや治安の悪さから、大会そのものの運営が心配されていたが、蓋を開けてみれば、日本勢のメダルラッシュということもあり日本での盛り上がりは上々。
次回2020年の東京五輪に弾みをつける結果になった。

しかし、東京五輪にはリオ五輪以上の問題が山積している。
五輪を誘致した東京都知事も後任知事も辞職。開催計画は二転三転し、開催費用は膨らむ一方。
現在、開催費用は2~3兆円、それよりもさらに膨らむのではとの見方もある。

その費用を少しでも国民に負担してもらうため、全国自治宝くじ事務協議会は8月17日から「東京2020大会協賛くじ」を発売。
その収益を東京オリンピックの開催費用に充てるとしている。

しかし、協賛くじのイメージポスターに使用されたキャッチコピー「わたしたちも、ニッポンのお役に立ちたい」が、いかにも戦時の国家総動員を想起させるとして、各方面から「大政翼賛くじ」とも揶揄される始末。この事例からも透けて見えるように、東京五輪の開催費用捻出問題は行き詰まりを見せている。

8月に就任した小池百合子新都知事は、膨らむ五輪開催費用の見直しを進めると明言しているが、それにも限界がある。

特に、費用膨張の元凶とされているのが、総工費が1500億円超とされる新国立競技場の存在だ。
キールアーチが印象的だったザハ案が採用されたものの、あまりにも高額な総工費が国民の反発を招き、計画は白紙撤回。工費を圧縮できる隈研吾氏が考案した案で建設されることになった。

しかし、それでも新国立競技場の総工費は1500億円と高額。
さらに建設業界関係者からは「昨今の資材費や人件費は高騰しているので、建設費は2500億円以上になる」とも指摘されている。

●ネーミングライツへの期待

建設費は観戦者のチケット代や税金で賄われることになっているが、当然ながら、それだけでは足りない。
そこで新国立競技場を所有・運営する日本スポーツ振興センター(JSC)が、不足する財源を穴埋めする手段として期待を寄せているのが、ネーミングライツによる収入だ。

当初、JSCは新国立競技場のネーミングライツで、200億円の収益をあげることを想定していた。
この数字的根拠についてJSC広報に問い合わせると、次のような回答を得た。

「計画がいったんは白紙に戻りましたので、ネーミングライツについても白紙になりました。
白紙になった計画について、お話はできません」

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160827-00010004-bjournal-soci
Business Journal 8月27日(土)6時1分配信
JSCが所有・運営するスタジアムは新国立競技場だけではない。
東京都北区には、味の素ナショナルトレーニングセンターと味の素フィールド西が丘がある。
そして、名前からもわかるように、この2施設はどちらもネーミングライツを導入し、その収入を得ている。

「トレーニングセンターは4年間の契約で年4000万円、西が丘サッカー場は5年契約で年1500万円の契約料になっています」(JSC広報)

2施設で年5500万円しか稼ぎ出せていない。これら2施設と新国立競技場では、世間に与える宣伝効果は大きく異なる。
新国立競技場のネーミングライツはこれよりも高額になるだろうが、それでも契約料は推して知るべしだろう。

スタジアムの運営・管理にかかわった地方自治体関係者は、こう指摘する。

「現在、スタジアムのみならず公共施設は地方自治体の財政が苦しいこともあって、ネーミングライツを続々と導入しています。
なぜなら、少しでも税金での負担を軽減する潮流になっているからです。
すでに導入されている例としては、公営のコンサートホールや道路、歩道橋などがあります。
しかし、それらはネーミングライツを導入しても、PR効果があまりありません。
野球場やサッカー場といったスポーツの競技施設は、テレビ中継で施設名を連呼してもらえます。
一方、道路やコンサートホールには、そうしたテレビ中継効果はありません」

●杜撰な収支シミュレーション

少しでもコスト縮減したい大阪市では、歩道橋にネーミングライツを導入したが、スポンサーに手を挙げる企業は少なく、苦戦を強いられている。
そうした事情もあり、昨今はスポーツ施設にネーミングライツの人気が集中している。

「JSCとしては、スポーツ施設へのネーミングライツが成功しているから、新国立競技場でもと思っているのでしょう。
しかし、最近はどこもネーミングライツを導入しているので、契約料は下落傾向にあります。
新国立競技場でも契約料はそんなに高くならないでしょう。
最近の相場からすれば、年1億5000万円~2億円が妥当なラインだと思います」

当初のJSCの見立てである200億円を稼ぎ出すには、年2億円の契約でも100年かかる計算になる。
JSCが杜撰な収支シミュレーションで建設計画を進めていたことは間違いない。
ちなみに、日本でも指折りのスタジアムとして知られる東京都調布市の味の素スタジアムは
13年に3期目のネーミングライツ契約更新となったが、その契約料は5年で総額10億円。
神奈川県横浜市の日産スタジアムは、16年に契約更新をしたが、その契約料は5年間で7億5000万円となっている。

ネーミングライツで金を集められなければ、税金で不足分を穴埋めしなければならなくなる。
新国立競技場の建設費だけでもこの有様だから、大会関連のインフラ整備事業にも多額の血税が投入される。
これらは、今後の状況次第で青天井に膨らむ可能性は否定できない。

赤字額が莫大になれば、重い負担を押し付けられるのは国民だ。
東京五輪のメインスタジアムになる新国立競技場は、このまま建設されるのだろうか。
もしくは、杜撰な収支計画により、再び見直しとなるのか。4年後を不安視する声が、あちこちから聞こえてくる。
12:名無しさん@恐縮です@\(^o^)/:2016/08/27(土) 06:25:55.25 ID:hXeyjLBH0.net
利権の塊だからな
すぐにハイエナとクズ役人が群がって
税金おいしいになるし
ちょっと問題になって1ヶ月もすれば忘れてしまう(飽きて放置する)国民性だから
最終的には上級国民の勝利ですよ
18:名無しさん@恐縮です@\(^o^)/:2016/08/27(土) 06:28:44.62 ID:l1FbAvWQ0.net
時間無いから止む無しになんだろ
やってるヤツホントに賢いわ
19:名無しさん@恐縮です@\(^o^)/:2016/08/27(土) 06:28:54.77 ID:vbXBramd0.net
関係者
最初から数倍に膨れる事は想定済み
でも税金でやるんだから俺たち関係ないし
45:名無しさん@恐縮です@\(^o^)/:2016/08/27(土) 06:35:35.38 ID:M851t0SH0.net
都民税上げればいいじゃん
48:名無しさん@恐縮です@\(^o^)/:2016/08/27(土) 06:35:42.10 ID:exg8vbT60.net
> 「昨今の資材費や人件費は高騰しているので、建設費は2500億円以上になる

いやいや、計画白紙になって再コンペした時点からそこまで高騰してないだろう
80:名無しさん@恐縮です@\(^o^)/:2016/08/27(土) 06:44:15.53 ID:g0ZU7cpw0.net
>>1
こいつらは何やってんの?
元スレ:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1472246483