ヒロミ、芸能活動休止中に引退宣言考えていた　踏みとどまったのは木梨の一言

　タレント・ヒロミ（５１）が７日放送の日本テレビ系「１周回って知らない話・３時間スペシャル」（水曜・後７時）に出演し、芸能界を干された１０年間について語った。

　ヒロミは「４０歳くらいから、『ヒロミさんのキャラ強いからもうちょっと大人になれない？』とか言われて、自分は『このまんまで行きたい』っていうすれ違いがあって、必要とされて いないんだったら辞めようと思って」と説明した。さらに「今の（坂上）忍、有吉、マツコよりももうちょっとトゲがあった」と当時の自分を振り返った。仕事のオファーも減り「ジタバタするのは良くないな。辞めよう」と決意。加圧トレーニングジムを経営する実業家に転身した。

　芸能界に復帰したのは２０１０年５月。「さんまのまんま」のゲストとして８年ぶりにテレビ出演した。「収録の１週間前に（オファーが）あって、穴空いたんだなと思った」。その放送を見たＳＭＡＰ中居正広（４４）からは電話をもらい「早く戻ってきてくださいよ」とも言われたという。

　だが、その出演を機に、「普通の人で生きている証が欲しくなった」と引退宣言することを考えた。そのとき、仲の良いとんねるず・木梨憲武（５４）が「（引退宣言なんて）言わないでいいんだよ。いちいちそんなこと言うな」と止めてくれたおかげで踏みとどまったという。

　その後、テレビ出演する妻・松本伊代（５１）についてコメントするたびに、徐々に出演することが増えていったという。「（昔は）仕事がなくなったときに（自分は）自殺するかもと思っていた。でも（仕事が）無くなった時に、ちょっと楽しかったんだよね。
何も変らないから」と独特の境地に達していたことを告白。今後についても「（２０２０年の東京）オリンピックまでは芸能人でいたい。いい席で見れそうじゃん」と、どこまでもマイペースだった。

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