芸能界には車好きが多く、高級外車やマニアックなスポーツカーなどを乗り回しているイメージが強いが、その反面、車どころか運転免許も持っていない芸能人もいる。調べてみると、自分で運転しないことには、それぞれに事情があるようだ。
●志村けん(65)……高校卒業後、ザ・ドリフターズの加藤茶(72)に弟子入りして、付き人兼居候になっていた志村。
しかし運転免許を持っていなかったため、加藤が運転する車の助手席に乗って移動していたそうだ。
現在は、超大物芸能人らしく、高級車「キャデラック・エスカレード」、「メルセデス・ベンツ V350」「ロールスロイス ファントム」を所有しているが、未だに運転免許は持っていない。運転手は所属事務所が手配していて、求人サイトに「月給20万円以上、外車で各地をまわるのでペーパードライバーは不可」などの条件で、専属運転手を募集したこともある。
●みうらじゅん(57)……車メーカーのインタビュー企画で、運転免許を取らなかった理由について質問されると、「高校時代をまっとうに過ごしてたら普通に免許が欲しくなるんだろうけど、部屋で自作の曲ばっかりつくってるような高校生だったから、クルマには興味なかった」と語っている。また、別の企画でエコ活動について質問されたとき、運転免許を持っていないことを逆手に取って、「エコカーを買うと“補助金”をもらえるが、(自分は)“車に乗れない券”を持っていて、最高のエコだ」と主張している。
ただ、地方の奇祭を求めてヘンピな土地を訪れるとき不便なので、40歳を過ぎてから運転免許を取りたくなり、車を運転する夢まで見るようになったらしい。
●木下優樹菜(28)……元ヤンキャラなので、車の運転が好きそうなのだが、自身のブログ(2014年7月19日更新)で、娘と遊園地の車の遊戯物に乗っている写真に「ママ18んとき、運転免許26回落ちちゃったんだよねー。しかも仮免試験ねー! だから路上出れずじまいーってか?」とコメントを添えている。
バラエティ番組で運転免許の件に触れられると、「教習所でも(26回落ちたのは)“前代未聞”のことだった」「実技は凄い上手いんです」と、実技は問題ないものの、学科がどうしても通らなかったと説明している。
日刊大衆 2016-01-24 16:00:00
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